「ナツメ」と「デーツ」の違いとは？美味しいなつめ餡のレシピもご紹介！

こんにちは♪自然食料理研究家・調理師minakoです。

デーツはナツメヤシと言う名前ですが、棗(ナツメ)というフルーツとは全くの別物なのです。
棗は漢方でも用いられていて気分が落ち込んでしまう場合や食欲がなく不眠気味の場合も用いられます。

イライラしたり不安が強い時にはぴったりな食材です♥

ロースイーツやデーツ餡などでデーツを使うレシピをよく出していましたが、私個人的に棗(なつめ)のほうが良く食べているんです✨

本記事の内容

ナツメ(棗)の効果・効能
デーツと棗の違い
ナツメを使って棗餡を作るレシピ!!

少しでも役立つ情報を提供していきたいと思いこのブログを更新しています。

詳しいプロフィールはこちらから。１児の母。食べることが大好きな調理師です。

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なつめとデーツの違いとは

ナツメはナツメヤシと呼ばれるデーツとは全くの別物です。

デーツはナツメヤシの木になっており、黄色っぽい果実から熟すと茶色く変化します。
とても栄養価が高く世界中に輸出されています。
実はとてつもなく多くつくため、たくさんの収穫量が確保できます。

ドライフルーツを食べると、まるで水あめか餡を食べているかのような、ねっとりした食感と濃厚な甘みを感じることができます。

一方なつめはというと、林檎や梅の木に似ています。

デーツに比べると実が少なく感じますが熟すと皮が赤くなり甘酸っぱくて美味しいです。
ドライフルーツは、皮も実も馴染みのない食感で、ふわふわしている不思議な果実…。

こちらもとても美味しいのですよ♥

棗は中国が原産国ですが、今では日本でも栽培されていて福井県が一番生産されているとのこと。

デーツの原産国ははっきりとはわかっていませんが、なつめよりも流通量は多いです。

ナツメの効果・効能

乾燥したもの可食部100ｇの成分

栄養	なつめ	デーツ
カロリー	287	266
カリウム	810	550
カルシウム	65	71
マグネシウム	39	60
βカロテン	7	160
ビタミンB1	0.10	0.07
ビタミンB2	0.21	0.04
葉酸	140	19
食物繊維	12.5	7.0

想像では棗のほうがあっさりしているのかと思いきや、カロリーで見るとデーツのほうが若干低め。

ですが鉄分や葉酸はなつめのほうが圧倒的に多めなので女性は口さみしい時のおやつに持ち歩くのがいいですね！

わたしもよくデスクにおいて口さみしい時につまんでいます。

棗を使ったレシピ

餡子の甘さを自然なフルーツで作る「なつめ餡」

デーツ餡は、こちらの著書でもご紹介していますが、自然な甘さで濃厚なまったりあんこを楽しむことができます。

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そのデーツをなつめに置き換えると、またまた不思議な食感の餡子になりました✨✨✨

エアリーな食感と言いますか、ふわふわしていてまるで生クリームと餡子を混ぜたような軽い食感に。そのままでどんどん食べちゃいますよ～。

材料

乾燥小豆　…250ｇ
水　　　　…適量
棗(なつめ)…180ｇ
お好みで無添加味噌…大さじ１

作り方

①あずきを洗い鍋に入れ、浸るほどの量の水で１０分くらい沸かす。
②水を捨て小豆と合わせて１ℓ弱くらいになる量の水を入れて豆が手でつぶせるくらいまで煮る。
　(圧力鍋で約20分)
③豆が柔らかくなったら、まだ水分が多くある状態でなつめを全量入れてよく混ぜる。
④少し放置して粗熱が取れたころ、なつめが水分を吸い柔らかくなったら種を取ってよく混ぜてお好みで味噌を足し完成！

餡に使うあずきはいつも食べもんぢから。